現代文化論叢

現代文化への「解釈」を探究する

2020-04-02から1日間の記事一覧

アメリカ民謡研究会Haniwa序論:「VOCALOIDと区別される音楽の解釈。」を聴く

VOCALOIDと区別される音楽の解釈。 / 結月ゆかり 前回、「二台のドラム、一本のベース、合成音声よりあなたへ。」を聴いたときに、この楽曲の特質は、音楽の一回性を否定してみせ、「実験」として再現性を持っているところにあるという話をしました。 今回の…

ドラマ「同期のサクラ」はなぜかくも感動的なのか

遊川和彦の作品は嫌いだ。理論的に、僕はそのように結論を出す必要がある。 僕は、「家族」という存在を過剰に重視するような現代社会に対して危機感を抱いているし、「家族」というものをそれほど重視していない。 しかし、遊川和彦は「家政婦のミタ」や「…